令和6年度金沢競馬開催日程発表

2024年2月22日、金沢競馬公式ウェブサイトより「令和6年度 金沢競馬開催日程について」が発表されました。

開催日数

• 開催日数
  22回91日（前年度比2日増）
  うち石川県営開催19回79日（前年度比2日増）
  うち金沢市営開催3回12日（前年度と同じ）
• 開催期間
  2024年4月2日～2024年12月28日、2025年3月16日～2025年3月30日

金沢競馬は基本的に1開催4日間開催ですが、今年度は年の後半に行われている1開催5日間開催が前年度より2開催増えており、その分の増となっています。

一方、開催曜日は「日・火」開催が基本ではあるものの、祝日絡みでない時期にも開催曜日が異なるケースが増えており、「月・火」「土・月」「土・火」という開催もあります。特に今年度は土曜開催が9回も組まれています。
なお、3日間連続開催は年度後半に4回組まれ、全て「日～火」開催となっています。

重賞競走の変更

重賞競走は25競走が予定されていますが、うち1競走は西日本地区持ち回りの「西日本3歳優駿」(旧西日本ダービー)のため、金沢競馬の重賞としては前年度比1競走増の24競走となっています。
一方、準重賞競走は前年度比2競走減の12競走が予定されています。

新設は3歳の北陸・東海地区交流の1400m重賞「兼六園スプリント」で、2023年度から1400m戦となった「MRO金賞」の前に行われる形となり、2競走ながら3歳短距離の路線を形成することとなります。
また、2023年度の途中に設置された年末のファン投票・記者選抜による重賞「金沢ファンセレクトカップ」は引き続き今年度もシーズン最後の重賞として実施されます。

重賞の変更で目立つのは全国シリーズ「スーパースプリントシリーズ」として行われていた「日本海スプリント」が交流を取り止めた上で距離を900mから1400mに変更しています。これにより900mの重賞が消滅しており、シリーズから外れる形になったと思われますが、前年度の「金沢スプリングカップ」の短距離移行に続く1400m重賞の設定で、手薄だった1400～1500mの古馬短距離重賞が3競走に補強され、路線化された形となっています。

なお、3歳ダービー競走「石川ダービー」は今年度からレース名が「石川優駿」となります。

準重賞のうち、高齢馬に焦点を当てて話題となった「敬馬賞」は出走資格を馬齢や対象格付を広げる形で今年度も実施されます。一方、短距離の準重賞2競走が非開催となったほか、一部の準重賞で開催時期の移動が生じています。