2023年3月27日、そのだけいば・ひめじけいば公式ウェブサイトより「令和5年度園田・姫路競馬 重賞競走について」が発表されました。
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(PDFファイル)
概要
重賞競走は30競走が予定されています。昨年度開催した持ち回り競走「西日本ダービー」が外れますが、新たに新設される近畿・四国・九州地区交流の持ち回り競走「ネクストスター西日本」が今年度は園田競馬場での開催となります。
よって兵庫県競馬固有の競走としては3競走増となります。
重賞競走の新設・変更
2022年11月28日発表の「全日本的なダート競走の体系整備」に伴い、これまで「兵庫若駒賞」を開催していた10月に新設の「ネクストスター園田」を施行。合わせて、2022年にお盆開催の企画競走として行われた2歳特別競走「兵庫ジュベナイルカップ」が開催時期を変えず重賞化されます。また、従来2歳全馬を対象とした重賞では最初の開催だった「兵庫若駒賞」が8月へ移動し「兵庫ジュベナイルカップ」の後に。これで同月に1400mの2歳重賞が2つ組まれることとなります。
同じ体系整備のひとつである「兵庫チャンピオンシップ(JpnII)」を頂点とする3歳短距離路線整備の一環で、明け3歳馬の近畿・四国・九州地区交流の持ち回りブロック交流重賞「ネクストスター西日本」が3地区の持ち回り開催で実施されますが、その第1回が2024年3月に園田競馬場で開催されます。
本競走は優勝馬に「兵庫チャンピオンシップ(JpnII)」への優先出走権が付与されます。
一方、年明け1月に古馬牝馬1870m重賞の「コウノトリ賞」が新設。同名の競走が2008～2010年の秋に3歳馬の1700mハンデ重賞として行われており、条件は大きく異なるものの回次を引き継ぎ第4回として開催されます。
なお、復活を報じた「園田競馬・姫路競馬チャージアドバンス」のツイート(→こちら)によると、2024年度から4月開催で行われる古馬牝馬ダートグレード「兵庫女王盃(JpnIII)」のステップレース扱いとなるようです。
また、秋の古馬牝馬重賞「兵庫クイーンカップ」の距離が1870m戦に延長。これで「兵庫サマークイーン賞」(7月)→「兵庫クイーンカップ」(10月)→「コウノトリ賞」(1月)→「兵庫女王盃」(4月)という古馬牝馬ローテーションが通年で設けられた感があります。
このほか、姫路開催の3歳重賞「兵庫ユースカップ」の開催時期が若干前倒しされます。
- 2023年8月10日
「第1回兵庫ジュベナイルカップ(重賞II)」
(2歳・園田1400m)
※2022年に企画競走として実施した特別競走を重賞格上げ - 2023年10月12日
「第1回ネクストスター園田(重賞I)」
(2歳・園田1400m)(地方デビュー馬限定)
全日本的なダート競走の体系整備に伴う新設 - 2024年1月11日
「第4回コウノトリ賞(重賞I)」
(4歳以上牝馬・園田1870m)
- 2024年3月28日
「第1回ネクストスター西日本(重賞I)」
(3歳・園田1400m)
(近畿・四国・九州地区交流競走)
全日本的なダート競走の体系整備に伴う新設
- 2023年8月31日
「第16回兵庫若駒賞(重賞I)」
(2歳・園田1400m)
開催時期を10月→8月に変更 - 2023年10月27日
「第20回兵庫クイーンカップ(重賞II)」
(3歳以上牝馬・園田1870m)
(西日本地区交流競走)
距離を1700m→1870mに変更 - 2024年2月22日
「第16回兵庫ユースカップ(重賞II)」
(3歳・姫路1400m)
(西日本地区交流競走)
開催時期を3月→2月に変更
- 「西日本ダービー(重賞I)」
